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推しの話ばっかり

チョッサランのサイン会に行ってきた

心のままに書いている。涙を堪えながら。

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それは遡ること4月中旬。5月初週にチョッサランが日本に来てプロモーションイベント・ショーケースをするという情報にプラスしてアルバムを購入した人の中から抽選で「サイン会」に参加できるという新たなお知らせがTwitterやメルマガを通して流れてきた。※イベントやショーケースについては以前ブログに書いているので、興味のある方はそちらも併せて読んでいただきたい。

相場がよくわからないけれども、私は彼女たちと話してみたかった。何も分からない私、抽選とは名ばかりのボーダー制なのでは?と疑いつつアルバムを購入し、大阪で行われるサイン会1部・2部ともに応募した。

当選者のみに当選メールが来るシステム。当落発表当日、18:00を過ぎても私のメールボックスには新着メールは1件も来なかった。

自分は運が悪い方だとはっきり言える。そういう人生だった。だからあまり落ち込まなかった、なんてことはなかった。ドビエンジンチングのはなまる先生&ぷ〜さんとディズニー旅行をした帰りに当落があったからダメージはまだ少なかったにしても、翌日以降やっぱり行きたかったなと自分の運を恨む日が度々やってきた。

どうしたって参加出来ないサイン会のことはどんどん忘れていき、イベント・ショーケースは本当に楽しめた。また日本に来てほしいな、そして私も彼女たちと会うために韓国へ行きたいなと強く思った。

そして6月初旬に突然のお知らせ、2度目の来日。またプロモーションイベントのためにやってくるとのこと。しかし大阪のイベントがドボイズのコンサート『THE BOYZ 2ND JAPAN TOUR : ZENERATION』の岐阜公演とドンかぶり。せっかく日本に来てくれるというのに、何故?私は悔しくてそれ以降チョッサランの来日イベントについての情報は追わなかった。

その代わりに私は他のことに集中するようになる。ダイエットだ。今年の3月からほんのり痩せたいという気持ちが生まれジムに通うようになったが、好きに食べて飲んでを繰り返し体重の変動は特になかった。しかし友達の結婚式をきっかけに本格的に食事制限をしながら運動することにした。チョッサランのことは(無理矢理)忘れ、ダイエットのことだけ考える時間が大幅に増えた。

それから1週間以上経つある日、ジムで筋トレを終えウォーキングマシーンでシャカリキに早歩きをしているとメールの受信音がした。この場合大概は銀行の引き落とし通知や何かしらのメルマガの通知に違いない。それでも私は通知が溜まることを極度に嫌がるたちなので直ぐに受信ボックスを開いた。

するとまず『5月1日(月) CSR「2nd Mini Album:DELIGHT」メンバー全員サイン会についてのご案内』という件名が目に入った。正直なんのことかピンとこず、なにか不備があって謝罪やお知らせのメールなのかなと思った。自分に関与するものだとはひとつも思わなかった。

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いや、めちゃくちゃ関与してるがな!

メールを読んでいくとどうやら、私は5月のサイン会には当選していたらしい。しかも両部とも。確かに大阪のサイン会は人数が大幅に少なかったと聞いていた。まさかGmailで登録していたがために参加出来なかったなんて。私はウォーキングマシーンのスピードを落とし、亀の歩みと同じ速度で進みながらメールを何度も読み返した。久しぶりに文章を読んで震えた。あまりにも嬉しくてすぐにウォーキングマシーンのスピードを上げた。

そこから2週間ほど経った今日、チョッサランとのサイン会に参加してきた。昨日は岐阜へドボイズを見に行き、夜行バスで朝の5時半に大阪へ帰ってきた。正直チョッサランのサイン会への準備はほとんど出来なかった。伝えたいことは私の勉強ノートの裏側のページにどんどん書き殴ってみたが、全て気持ち悪い発言ばかり。良いものが出るまで取り敢えず書いた。そこから厳選したいくつかと、今まで韓国アイドルを応援する上で得てきた韓国語能力を駆使して本番に挑んだ。

私は真面目な社畜なので労働後にサイン会へ向かった。会社の上司たちにはオタバレしているし今日のことを言っていたので「早く帰れ」と言われていたが、私は真面目な社畜なので労働した。労働後、すぐさま給湯室で迷惑を承知で髪の毛を弄り、メイクを整え、いざ出陣。会場に向かうまでの記憶はあまりない。SNSを巡回したり、自分のネイルを執拗に撫でてみたり、電車の車窓から見える街の景色をぼうっと眺めてみたり。心が落ち着かないまま会場に着く。知り合いは1人もいない。みんなマウムなのに、敵か味方かなんて判断してしまいそうになるくらい混乱していた。韓国語を上手く話せなかったらどうしよう、理解してもらえなかったらどうしよう、不安が募って周りが見えなくなっていた。

整理券をもらって会場の扉前に順番ごとに並ぶ。その瞬間周りのマウムたちはカメラをガサゴソ取り出す。そうだ、カメラ撮影がOKだった。私はたいして画質の良くないiPhoneで勝負するしかなかった。なんとなく恥ずかしいけれど、逆にサイン会のことだけに集中したらいいのだと自分に言い聞かせた。

そして開場。4列目以降であれば好きな席に座っていいと言われたが、あまりに混乱していたため4列目以降がどこかわからず、自分は5列目に座っていた。自分の余裕の無さに呆れた。

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そしてあっという間にチョッサランたちは我々の目の前に登場した。

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iPhoneクオリティ&撮るのが下手くそで誠に申し訳ない。本人たちはこの画像の数億倍可愛い。

挨拶もそこそこにすぐサイン会はスタートした。

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待ち時間はメンバーたちとハートをつくって遊んだり、カメラに向かって可愛いポーズをするみんなを眺めて幸せなひとときを過ごした。

そしてやってくる自分の番。1周目がスタートする。

【1周目】

まず全員に自分のことをオンニと呼んでもらうことを目標にした。結果として全員から○○オンニと読んでもらうことに成功した。本人たちの素敵なところを伝え、余裕があればメンバーそれぞれ何かしらの曲を歌ってもらうことにした。

🌈スアちゃん : 笑顔がふんわり柔らかいスアちゃんはきっと柔軟剤のCMとかに起用されるべきだ。にこやかな笑顔に緊張がほぐれたが、やはりカンペは読まないと狂いそうだった。彼女には主にリーダーとして頑張ってくれていることについて話した。1行1行読む度に大きいリアクションをとってくれて、ありがたかった。歌は곰세마리(クマ3匹)を歌ってもらった。私は韓国童謡のなかでもこの曲がかなり好きで、ドボイズのクマ枠であるヒョンジェさんにも歌ってもらったことがある。スアちゃんの곰세마리はオリジナルの振り付けが本当に愛しかった。特に赤ちゃんクマについては両頬に猫の手(拳)をつくっており、ニコニコ笑顔でそんなことするものだから発狂しそうになった。

🎨イェハムちゃん : 彼女は爽やかで明るい上に愛嬌たっぷりという最強アイドル。まず着席した瞬間、「紫の服…ノムイェッポヨ!かわいい!」と話しかけられた。私は何を隠そう紫が大好きで、今日も勿論紫の服を着ていた。そしてネイルもしっかりみてくれて「ここもむらさき?むらさきすきですか?」と質問してくれた。自分に興味を持ってくれることがすごく嬉しかった。ありがとうイェハムちゃん。オンニチャレンジでは「○○オンニ!…○○おねいちゃん!」と2パターン披露してくれた。イェハムちゃんといえばチョッサランのなかでクマキャラのイメージがあるので、もちろん곰세마리を歌ってもらった。お手本みたいな綺麗な歌声。

🌻ソヨンちゃん : ハチャメチャに元気。すこぶる元気。でもただただ元気なだけじゃなく、手元には日本語のメモを用意していて、すぐに伝えたいことを日本語で言えるように準備している素敵な気遣いができる子。ソヨンちゃんはコンカでオススメの曲をよく紹介しているイメージがあったので、好きな曲や得意な曲をワンフレーズ紹介してほしいと伝えた。すると「ペインティング(?)という曲が良い」と教えてくれたが…お隣の会話によってフレーズが聴こえなかったのが惜しい。それでも一生懸命「聴いたらわかる、すごく良い曲だからね」と興奮しておしゃべりしてくれてすごく楽しかった。

🍀ドゥナちゃん : 女神様のような美貌を持っているのに、何故か親近感がわく。気さくな性格で、物怖じせず会話してくれるのがありがたい。彼女にはズバリそのまま女神の美貌、だけど性格も素敵で努力もできる人だよねと話したら嬉しそうに、だけど当たり前だよ〜と余裕ぶっこいててすごく可愛かった。努力を当たり前だと言えるあなたはすごいよ。ドゥナちゃんはチョッサランではウサギキャラなので산토끼(やまうさぎ)という童謡を歌ってもらいました。うさぎよどこ行くねん!という歌詞があるので歌い終わりに「私はどこにも行かないよ」って言ったら少し困惑しつつ「あー!ずっとマウムってことですね?」と言い当ててくれて嬉しかった。

🍦シヒョンちゃん : オンニのくだり、すごく自然に呼んでくれたし「オンニ会いたかったよ〜!」と手を伸ばしてくれてすごく嬉しかった。ショーケースからシヒョンちゃんのことがものすごく気になっている私。そのまま素直にその事を伝えると「本当に?」と驚いてくれた。本当だよ。ラップをしてる姿にギャップ萌えしているから、ラブティコンのラップをしてほしいと頼むとラップ前のサウンドまで口ずさんで楽しそうに歌ってくれた。天使すぎる。抱きしめさせてほしかった。

🏓グミちゃん : 私のせいだが、本当に話が噛み合わない。が、その状況が貴重な気がして楽しかった。オンニのくだりも全く反応してくれないので3度伝えたら小さい声で「オンニ…」とだけ言ってくれた。マイペースだけどステージだと輝くよねと話したときは喜んでくれたが、そのあとラップしてる姿も好きだからEighteenのヤー!(グミちゃんパートの始まり)をしてほしいと頼むと「や、やー?」と全く理解してくれなかったので私が歌うことになった。そのあとしっかり歌ってくれたので大丈夫。

🦋‪ユナちゃん : チョッサラン唯一の日本人メンバーということでリラックスして話せるかと思いきややはり緊張してしまった。ユナちゃんにゆっくりでいいよ〜!と声かけられるくらいに。ユナちゃんの良さを精一杯伝えると涙が出そうだったので話してる間はユナちゃんの目をあまり見れなかった。けどユナちゃんは私をしっかり見つめてた。私が弱くてごめんね。ユナちゃんには私の最愛曲、비밀이야を歌ってもらった。優しくて可愛らしい声で歌われたら、泣いちゃいそうになる。しかし泣かない。なぜなら私には2周目があるからだ。

【2周目】

2周目は先程すぐに会えるよねウチら。。。みたいな会話しておいて「また会ったね〜!」をしたかった。そして突然の質問「さっきの私と今の私、何が変わったでしょう!」を投げかけてみる。実際は見た目に変化は無いが「さっきよりもっと君のことを愛してる」というのが答え。自分で考えた割に上手いこと言えている気がしている。そして追い打ちをかけるように「もっと好きになれる魔法をかけてくれたら嬉しい」とお願いをする。この流れを全員にしてみた。

🌈スアちゃん : また会えたね!?とすごく驚いてくれた。すると色紙の名前を書いてくれるのがスアちゃんの役目なのだが、TOと書くところをYOと書いてしまい「ごめんね!ごめんねー!」と言って色紙を交換してくれた。申し訳ないが、ずっと謝る姿が可愛かった。そして質問に対してじっくり考えてから「髪の毛?」。答えを言うと「うわー!」と精一杯拍手してニコニコ笑顔で喜んでくれた。魔法は「もえーもえもえきゅーん」だった。

🎨イェハムちゃん : 着席早々またもや「むらさきのふく〜○○ちゃん○○ちゃん!」と反応してくれた。質問の答えは「前髪?わけた?」と言われて前髪を触ると確かに割れていたので正解と言ってしまった。けれど本当の答えを言うと「可愛い笑」と言われてしまった。イェハムちゃんはオタクがネタを用意したり頑張ると可愛いと思うタイプなんだ、意外だなと思った。魔法は「もえもえきゅ〜ん」だった。デジャブ。

🌻ソヨンちゃん : パワプガール、ハイタッチしてきそうな勢いで「また会ったねー!」と話しかけてくれる。質問をすると「前髪?マスク?」と色々考えてくれた。正解を言うと「ホォ!そんな!難しいですよお!」って怒るから「ウケる」って言ってしまった。あと「韓国語上手だね?勉強した?私がもっと日本語勉強するつもりだからまた会ったときは日本語でも話そうね」って言ってくれてちょっと泣きそうになった。魔法は「もえもえ〜きゅん!」だった。デジャブ。

🍀ドゥナちゃん : また会ったね〜って近所の友達なのかなってくらいフランクに言ってくれる。質問したら真剣に考えて「マスク?」ってガン飛ばしながら答えてくれた。美人の睨み最高。正解を言うと「アッハー!wwwwwオーマイガー!」って笑ってた。魔法は「もえっもえっきゅん!」だった。デジャブ。少し時間が余ったというか隣の方がなかなか移動しないので困っていたらドゥナちゃんが「わたしが、もっと、すき!」って話しかけてくれて嬉しかった。いやいや私がもっと好きだけどねと言い返すと、だよねの顔してた。さすが。

🍦シヒョンちゃん : 第一声「○○ちゃん!会いたかったよ〜また会えたね〜」ってサラッと言える素敵アイドル。質問したらポンポン候補を上げてくれるんだけど全部違うよって言ったら困ってたので正解発表。クスクス笑って「上手だね〜」とコメントいただきました。魔法は「とぅるるるるるるる〜とぅるるるる〜るる〜ぴょん!」って、本当に魔法の杖を使って魔法をかけるみたいな効果音でハートを作ってから私に投げてくれた。天才なのか?デジャブ連発後にこれはクる。

🏓グミちゃん : またもや質問が全く通じず3度説明した。「前髪?」と答えた瞬間に正解を言うと意外にも1番ウケた。机に倒れ込むほど。あんなに質問を聞き返すのに答えの理解が早くて驚いた。そして嬉しかった。やっぱり私の修行が足りないんだ、もっとグミちゃんを知ろうと思った。また魔法の件はグミちゃんの方が上手で、お願いしたらジッと見つめられて「……それはもえもえきゅんをしろってことですか?」と質問されて笑った。違うよ、そういうことじゃなくて!って言ったと同時に「モエモエキュン」って早口で言われた。これはデジャブだと感じなかった。おもしろすぎるよ、グミちゃん。

🦋‪ユナちゃん : やっほー!と言われたので安心したのか私は謎に久しぶりと言ってしまった。即座にさっきぶりと訂正。でもユナちゃんは「久しぶり♡」とニコニコ笑顔で返事してくれた。泣きそう。質問をすると真剣に考えた後「ネックレス?」と新たな着眼点で答えてくれた。正解を言うと「あ〜!」と悔しそうにし、「じゃあ私は何が変わったでしょう?」と逆質問をされてしまった。なんて器用な子なんだ。私は、さっきよりおめめがキラキラしてるんじゃないかな?とキモさギリギリの回答をしたら「○○ちゃんに会えたからキラキラになったんだよ〜」って双眼鏡ポーズ(?)で私を見てくれた。本当にアイドルになってくれてありがとう。億万長者目指そうな。あとユナちゃんにだけ特別に用意していた韓国語のネタがあったのでやってみたらウケてよかった。

あっっっっっっっという間に終わったサイン会。最後はフォトタイムがあった。3つポーズを決められるらしく、ユナちゃんが募集していたので一呼吸置いてから「たこやきポーズ!」と声をかけていた。私自身もたこやきポーズをしながら。これはイサンヨンの影響である。私が大阪人だからという理由ではない。イサンヨンがたこやきを愛し、たこやきポーズをやりがちだからだ。でもほっぺのもちもちがよくわかるポーズなので私は大好きだ。すると採用された。嬉しかった。そして2つ目のポーズはハート、3つ目がなかなか候補が出ず決まらなさそうだったのでダメ元でネコ(星野アイ)ポーズをしてみたらシヒョンちゃんが拾ってくれ、ネコポーズも採用された。これも岐阜でサンヨンさんがネコ(星野アイ)ポーズをしていた影響だろう。ありがとうサンヨンさん。あなたのおかげでポーズのレパートリーが生まれ、がめつい女が誕生しました。

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本当に愛しい7人だ。尊くてずっと頷くばかり。それを見て何名か謎に頷いてくれて、優しいなと思った。

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このふたりがあまりにも可愛いので共有する。

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ほらね。

本当にお別れ。寂しい。そんなこちらの気持ちなど気にせずサイン会はあっさり終わる。だからこのブログも勢いのままに書いて、あっさり終わらせることにする。

帰り道は自然と涙が溢れた。

泣き虫はどこでも泣ける。

幸せだから泣いてしまう。

彼女たちに会うといつもそうだ。でもふと気づいた。涙を流すと記憶も一緒に流れていく。だから私は今も涙を堪えたままこのブログを書き終えようと思う。幸せだから涙を堪えるの。わかる?

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たまたまかな、でもたこ焼きポーズ嬉しいな。